【3月23日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)宜昌市(Yichang)では3月中旬以降、外出し始める市民が次第に増え、商業施設の営業再開も徐々に進んでいる。市民は健康状態を証明する「健康コード」を提示することで小区(居住区)への出入りが可能になり、スーパーマーケットやショッピングモールも徐々に営業を再開し始めた。

 同市西陵区西陵街道石板溪社区(コミュニティー)では20日午前、小区の入り口に並び、「健康コード」をスキャンして出入りする住民の姿が見られた。同小区から通りを一つ隔てた小さな生鮮スーパーの入り口では、店員が買い物客の体温を測っていた。

 同市にある一部の商業施設も徐々に営業を再開している。同区学院街に近い商業エリアでは、昼ごろになると人出が増え、レストランやカフェは多くの客で賑(にぎ)わいをみせていた。本格的に営業を再開した同エリアにある大洋デパートの入り口では、従業員が来店客に「健康コード」のチェックと体温測定を行っていた。(c)Xinhua News/AFPBB News