【3月26日 Xinhua News】中国・雲南省(Yunnan)シーサンパンナ・タイ族自治州(Xishuangbanna)勐海県(Menghai)政府によると、9日以降、アジアゾウ14頭が同県勐満鎮から勐阿鎮に入り、その後民家に入り込んで食べ物をあさり、民家の屋根や戸、窓などを破壊した。人的被害はなかった。

 現在は、ドローン(小型無人機)などを使ってゾウの群れの活動を継続的に監視し、人とゾウの衝突を回避している。

 ゾウの群れが勐阿鎮の管轄エリアに入った後、勐海県は直ちに監視を開始し、群れの位置情報を発表した。また、住民の避難誘導を確実に行えるよう村幹部に通知することで人的被害を防止。関係する道路では直ちに交通規制を実施し、人や車の通行を禁止した。さらに現地の砂糖工場と協力してサトウキビの収穫地点を調整し、ゾウの群れが通過する村落で先に収穫作業を終え、村民の損失を軽減するとともにゾウがサトウキビを食べるために長時間とどまらないようにした。

 アジアゾウは中国の国家1級重点保護野生動物で、主に雲南省のシーサンパンナ・タイ族自治州、普洱市(Puer、プーアル)、臨滄市(Lincang)に分布。現在、同省内には約300頭の野生アジアゾウが生息している。(c)Xinhua News/AFPBB News