【3月25日 Xinhua News】中国の遼寧交響楽団がこのほどインターネットで配信した40人編成の遠隔合奏が、音楽ファンの間で話題を集めている。

 団員らはバイオリンやチェロ、トランペット、サックスなどを手に、自宅の書斎や居間、寝室などでバレエ曲「ボレロ」を演奏した。インターネットの回線を通して一つになった旋律の優美さは、味わい尽くせないほど素晴らしかった。

 同楽団は中国で知名度の高い交響楽団だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、日本公演や全国ツアーを中止した。団員たちは自宅で練習を続けている。今回演奏した「ボレロ」は、自宅待機中の「宿題」だったという。(c)Xinhua News/AFPBB News