【3月19日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間19日午後8時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は157の国・地域で21万7510人に達し、うち9020人が亡くなった。

 18日午前4時以降、世界全体で新たに236人の死亡、8015人の感染が確認された。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土の感染者は8万928人で、うち3245人が死亡、6万9601人が回復。18日以降、新たに発表された感染者は34人、死者は8人だった。

 中国以外では19日午後8時時点で、死者が228人増えて5775人に、感染者は7981人増えて13万6590人となった。

 中国以外で被害が大きな国は、イタリア(死亡2978人、感染3万5713人)、イラン(死亡1284人、感染1万7361人)、スペイン(死亡598人、感染1万3716人)、フランス(死亡264人、感染9134人)。

 日本時間の19日午前4時以降、初の死者が出た国はパキスタン、ロシア、コスタリカ、メキシコ。初の感染者が確認された国はモーリシャス、バルバドス、ザンビア、フィジー、バハマ、エルサルバドル、ニカラグア。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、死者の集計方法や検査体制が国によって異なる事実を考慮している。(c)AFP