【3月19日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間19日午前3時半現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は150の国・地域で20万9500人に達し、うち8784人が亡くなった。

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 18日午前2時以降、世界全体で新たに948人の死亡、1万8313人の感染が確認された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、死者の集計方法や検査体制が国によって異なる事実を考慮している。

 18日午前2時以降で最多の死者が出た国は、イタリアの475人。次いでイラン(147人)、スペイン(107人)となっている。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土の感染者は8万894人で、うち3237人が死亡、6万9601人が回復。新たに発表された感染者は13人、死者は11人だった。

 中国以外では18日午前2時以降、死者が937人増えて5547人に、感染者は1万8300人増えて12万8609人となった。

 中国以外で被害が大きな国は、イタリア(死亡2978人、感染3万5713人)、イラン(死亡1135人、感染1万7161人)、スペイン(死亡598人、感染1万3716人)、フランス(死亡264人、感染9134人)。

 日本時間の18日午前2時以降、初の死者が出た国はサンマリノ、トルコ、バングラデシュ、モルドバ、キューバ、ブルキナファソ、スロベニア。初の感染者が確認された国はキルギス、モンテネグロ、ジブチ、ガンビア。(c)AFP