失業者2500万人増の恐れ 国連、新型ウイルス大流行で警鐘
このニュースをシェア
【3月18日 AFP】国連(UN)は18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界中で失業者が大幅に増え、最大で2500万人に上る恐れがあると発表した。
【関連記事】新型ウイルス死者、世界で計8000人超 欧州がアジア抜く AFP集計
国連専門機関の国際労働機関(ILO)は同日、新たな研究報告を発表。この中で「COVID-19のパンデミック(世界的な大流行)が招いた経済および労働危機により、世界全体で失業者が2500万人近く増える恐れがある」と警鐘を鳴らした。
その一方で、各国が協調して政策対応に臨めば、この数を「大きく引き下げる」ことも可能だという見方を示した。(c)AFP