【3月20日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)畢節市(Bijie)大方県(Dafang)はここ数日、注文に対応し、従業員の安定した収入を確保するため、イ族漆器工房の秩序ある操業・生産再開を積極的に進めている。

 同県の特産品の一つ、大方漆器は2008年、「大方イ族漆器髹漆(きゅうしつ)技術」として中国国務院により第2次国家級無形文化遺産リストに登録された。

 同県は近年、「民族漆器産業」への支援を拡大し、漆器髹漆技術伝習センターを設立。無形文化遺産の伝承者による無料講座の実施や大方漆器の電子商取引(EC)分野への進出、販売ルートの開拓を通じて、古くから伝わる同技術の伝承を推進していくという。(c)Xinhua News/AFPBB News