【3月18日 AFP】(更新、図解追加)米民主党の大統領候補指名争いは17日、新型コロナウイルスの脅威にさらされる中、フロリダ州とイリノイ州、アリゾナ州の3州で予備選挙が行われた。米メディアは、ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)が全勝を確実にしたと伝えた。

 CNNMSNBCは、アリゾナ州で、中道派のバイデン氏が左派のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(78)を退け勝利したと伝えた。

 バイデン氏は、フロリダ州とイリノイ州でも勝利を確実にし、サンダース氏に圧倒的な差をつけることになった。これで、7月にウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)で開催予定の民主党全国大会での指名獲得に必要となる総代議員数の半数超を獲得する見通しとなった。

 バイデン氏は、「11月に(本選で)勝利するために必要な幅広い連合を結成することで、われわれは民主党大統領候補の指名獲得に近づいてきた」と述べた。(c)AFP