WHOの本部職員2人、新型ウイルスに感染し症状示す
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【3月17日 AFP】世界保健機関(WHO)は17日、スイス・ジュネーブにある本部で、職員2人が新型コロナウイルスに感染し、症状を示していることを明らかにした。
WHOは、世界各地で7000人超が死亡し、18万人以上が感染した新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)への国際的な対応を統括している。
クリスチャン・リンドマイアー(Christian Lindmeier)報道官は遠隔式での記者会見で「症状が確認された職員が2人いる」と発表。
さらに同報道官は「これは先週の金曜(13日)と木曜(12日)のことだ。2人は帰宅し、以後自主隔離している。2人は症状を示していた」と明かした。
また「オフィス内の同僚らは検査を受けており、われわれは彼らのさらなる情報を待っている。これまでのところは皆、大丈夫そうだ」と話している。
同報道官によると、不可能な職員を除いて、全員遠隔で業務に当たっているという。(c)AFP