「緑のスラム街」 持続可能な生活目指す町づくりに住民奮闘 ブラジル
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■自然から学ぶ
「ここに来たときは、何もありませんでした」。電気さえもだ。「今は円形劇場、図書館、共同の台所、子どもたちが泳げる池、そして緑の庭があります」
スーザさんの助手で土木技師のロドリゴ・カリスト(Rodrigo Calisto)さんは、石で造った池を見せてくれた。ボランティアの助けを借り、養魚場が完成したばかりだ。ここで育てている淡水魚のティラピアは食用にもなり、デング熱などの病気を媒介する蚊を食べるという。カリストさんは、雨水を集め再利用するシステムも開発した。
「自然は私たちに生き方を教えてくれます。大学に行く必要はありません」とスーザさんは話した。(c)AFP/Pascale TROUILLAUD