【3月14日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2020)は13日、第6ステージ(ソルグからアプト、161.5キロメートル)が行われ、チームサンウェブ(Team Sunweb)のティシュ・ベノート(Tiesj Benoot、ベルギー)がステージ優勝を果たした。

 新型コロナウイルスの影響で15日に予定されていた最終第8ステージが中止となり、14日の第7ステージが最後のレースとなる中、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のマキシミリアン・シャフマン(Maximilian Schachmann、ドイツ)は、残り1キロを切ったところでクラッシュに見舞われたものの、総合首位を守った。

 残り13キロを単独で走破したベノートは、この日の勝利でシャフマンから36秒差の総合2位に浮上。EFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のセルヒオ・イギータ(Sergio Higuita、コロンビア)が1分1秒差の同3位、トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が1分18秒差の同6位と、優勝争いのカギを握る挑戦者の2選手が差を詰めている。(c)AFP