【3月14日 AFP】世界バドミントン連盟(BWF)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、16日から来月12日まですべての大会を延期すると発表した。

 BWFはコメント文で、「サーキットの延期は、15日の全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2020)終了をもって適用となる」と述べた。

 これによって、スイス・オープン(Yonex Swiss Open 2020)、インド・オープン(YONEX-SUNRISE India Open 2020)、オルレアン・マスターズ(Orleans Masters 2020)、マレーシア・オープン(CELCOM Axiata Malaysia Open 2020)、シンガポール・オープン(Singapore Open 2020)が影響を受けることになる。

 先日にはバドミントンのトップ選手が、BWFがウイルスの流行を深刻に受け止めておらず、今後の国際大会を続行して選手たちを危険にさらしていると批判していた。

 世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的な大流行)を宣言した新型コロナウイルスでは、世界で5000人以上の死者が出ている。(c)AFP