【3月14日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間14日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は124の国・地域で14万720人に達し、うち5347人が死亡した。

【解説】新型コロナウイルスと季節性インフルエンザは別の物

 13日午前2時以降に確認された新規感染者は9265人で、死者は422人。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土で8万813人が感染し、うち3176人が死亡、6万4111人が回復した。13日午前2時以降、新たに20人の感染と7人の死亡が確認された。

 中国以外では計5万9915人の感染者が確認され、うち2171人が死亡。新たに確認された感染者は9245人、死者は415人となっている。

 中国以外で被害が大きな国は、死者が多い順にイタリア(死亡1266人、感染1万7660人)、イラン(死亡514人、感染1万1364人)、スペイン(死亡120人、感染4209人)、韓国(死亡67人、感染7979人)。

 13日午前2時以降に初の死者が確認された国はウクライナ、スーダン、インド、ノルウェー。初の感染者が確認された国はカザフスタン、ガーナ、セントビンセント・グレナディーン、エチオピア、スーダン、ガボン、ケニア。

 14日午前2時現在の地域別感染者数はアジアが9万1154人(死者3278人)、欧州が3万4708人(死者1491人)、中東が1万2371人(死者525人)、米国・カナダが1839人(死者41人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が284人(死者3人)、オセアニアが189人(死者3人)、アフリカが183人(死者6人)となっている。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。死者の集計方法や検査体制は国によって異なる。(c)AFP