【3月13日 AFP】オーストラリアのピーター・ダットン(Peter Dutton)内相は13日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことを明らかにした。ダットン氏は先週訪米した際、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)大統領補佐官やウィリアム・バー(William Barr)司法長官と会見したという。

 ダットン豪内相は13日、病院に隔離入院した。同氏は先週、米国で行われた米英カナダ、ニュージーランドの5か国で機密情報を共有するUKUSA協定締結国会議、通称「ファイブアイズ(FiveEyes)」に出席していた。バー米司法長官も同席していた。

 さらにダットン氏は6日、駐米オーストラリア大使館でイヴァンカ氏と会見。2人は写真撮影の際、非常に近づいて立っていた。

 ダットン氏がいつ新型ウイルスに感染したかは判明していない。同氏によると、13日朝に「起床したら熱があり、喉が痛かった」という。クイーンズランド(Queensland)州保健当局の規定に従って入院したが「大丈夫」だと話している。(c)AFP