【3月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は12日、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督が新型コロナウイルスで陽性と確認されたと発表した。

 これを受けてリーグ側は、今後の日程について13日に緊急会合を行うと明かし、14日に予定されていたブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)対アーセナル戦も延期が決まった。

 ブライトンのポール・バーバー(Paul Barber)最高経営責任者(CEO)は、発表文の中で「個人の健康や幸福が優先されることが必要不可欠であり、その点を考慮し土曜日(14日)に予定されていたアーセナル戦は延期になった」と記した。

 アルテタ監督の陽性反応を受け、アーセナルは練習施設を閉鎖し、最近同指揮官と接触した選手やスタッフは現在隔離を強いられている。

 アルテタ監督はチームの公式サイトで「本当に残念だが、体調が悪かったので検査を受けた」「できるだけ早く復帰するつもり」と述べた。

 ギリシャ1部リーグのオリンピアコス(Olympiacos)とイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)を保有するエバンゲロス・マリナキス(Evangelos Marinakis)オーナーが新型コロナウイルスに感染したことを受け、アーセナルは11日に予定されていたマンチェスター・シティ(Manchester City)とのリーグ戦が延期になり、何人かの選手は隔離されていた。

 52歳のマリナキス氏は2月に行われたヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)の試合で、アーセナルの選手やスタッフと接触していた。(c)AFP