【3月14日 CNS】中国・北京の三大鉄道駅には、新型コロナウイルスの対策として消毒専門の女性たちがいる。手に重さ10キロの消毒タンクを持ち、防護服を着て、駅と列車の間を行きかっている。

 中国鉄路(China Ralway)傘下の北京鉄路疾病予防医学研究センターは1月23日、「消毒措置チーム」を設立した。メンバーは36人、うち23人は女性だ。北京駅と北京西駅、北京南駅で、感染地域から到着した列車や、発熱した旅客のいる列車の消毒を担っている。

 張軒旗(Zhang Xuanqi)さんと韓秋謹(Han Qiujin)さんは、北京鉄路疾病予防医学研究センターの看護師だ。彼女らは自発的に消毒措置チームへの参加を志願し、北京西駅で業務に当たっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News