南太平洋初の新型コロナ感染を確認、仏領ポリネシア
発信地:パペーテ/フランス領ポリネシア
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【3月12日 AFP】フランス領ポリネシア行政府は11日、最近フランスを訪れていたポリネシア議会の議員1人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。南太平洋諸国では初の感染確認となる。
エドアルド・フリッチ(Edouard Fritch)行政長官によると、メイナ・サジュ(Maina Sage)議員はフランスから戻って2日後の9日に体調不良を訴えた。現在は自宅隔離中で、症状は深刻ではないという。
サジュ氏は先月26日にフランク・リーステール(Franck Riester)仏文化相と面会していた。リーステール氏はその後、新型ウイルスに感染していることが確認されている。
南太平洋ではこれまで、米ハワイ州での感染者2人以外に感染確認例がなかった。マーシャル諸島、フィジー、トンガ、パラオで感染疑い例が幾つかあったものの、検査で全員陰性と判定されていた。(c)AFP