サラ選手の墜落事故、過失致死容疑の男を不起訴 英
発信地:ロンドン/英国
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【3月12日 AFP】英警察は11日、サッカーのエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手が死亡した飛行機墜落事故に関連し、過失致死容疑で逮捕した男について、不起訴処分にすると発表した。
フランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からイングランド・プレミアリーグのカーディフ・シティ(Cardiff City)への移籍が決まった直後の昨年1月21日、サラ選手と操縦士のデビッド・イボットソン(David Ibbotson)さんが乗っていた小型機はイギリス海峡(English Channel)で墜落し、同選手は28歳で亡くなった。
英南部ドーセット(Dorset)警察は2019年6月、違法行為による過失致死の疑いでノースヨークシャー(North Yorkshire)出身の64歳の男を逮捕していた。しかし、サイモン・ハクスター(Simon Huxter)警部補はこの日、「殺人罪での正式な起訴は見送る」と発表した。
民間航空局(Civil Aviation Authority)による捜査は継続されるという。(c)AFP