【3月12日 AFP】世界ゴルフ殿堂(World Golf Hall of Fame)は11日、メジャー通算15勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が2021年に殿堂入りすると発表した。

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 米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)のコミッショナーを務めるジェイ・モナハン(Jay Monahan)氏が、電話でウッズに殿堂入りを伝えたという。ほかの受賞者は後日発表される。

「世界ゴルフ殿堂入りは光栄であり恐れ多い」と喜んだウッズは、「この一年は信じられない旅路だった。友人、家族、そしてファンから受けたサポートに感動している」「このたびの栄誉は、諦めずに追い求め続けたことに対する究極の評価」とコメントした。

 米ツアー最多タイの82勝を含め世界で通算93勝を挙げている44歳のウッズは、2021年の殿堂入り最終候補10人にノミネートされていた。

「タイガーはゴルフで可能だと考えられてきた以上のことを成し遂げている。コースでの歴史的偉業の数々は、彼が与えたインパクトの一つの側面にすぎない」とたたえたモナハン氏は、ウッズがゴルフという競技に刻んだ足跡は「計り知れない」と続けた。(c)AFP