『エクソシスト』の俳優マックス・フォン・シドー氏が死去 90歳
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【3月9日 AFP】(更新)ホラー映画『エクソシスト(The Exorcist)』などへの出演で知られるスウェーデン生まれの俳優、マックス・フォン・シドー(Max von Sydow)氏が8日、フランスで死去した。90歳だった。同氏の妻が明らかにした。
シドー氏は、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマン(Ingmar Bergman)氏の作品で複数回主役を務めた後、米ハリウッド(Hollywood)の有名作品にも登場した。
AFPに送付された文書には「失意と無限の悲しみと共に、マックス・フォン・シドーの永眠をお知らせする」と記されていた。
シドー氏は、1957年のベルイマン作品『第七の封印(The Seventh Seal)』に出演。同氏演じる騎士が、人けのない浜辺で死に神とチェスの勝負を行う場面は、映画史に残る名シーンの一つに数えられている。
73年には『エクソシスト』で悪魔に取りつかれた少女を救おうとする神父役を演じた。最近では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』やテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」といった大ヒット作品にも出演していた。(c)AFP