【3月11日 CNS】中国・武漢市(Wuhan)の「青山方艙医院(臨時医療施設)」は、新規の新型コロナウイルスの入院患者が減り、退院患者が増えて患者数が減少したことから、5日正午にB病棟を閉鎖し、残る63人の入院患者はA病棟に移された。

 患者らがA病棟に引っ越しする前、B病棟担当の河南省(Henan)支援医療隊の第5陣、鄭州(Zhengzhou)人民医院の医療関係者らは、記念の出し物をして喜んだ。

 武漢青山方艙医院は、河南医療隊、国家(陝西)緊急救援隊と武漢市第九医院の3者共同で運営されている。武漢製鉄所スポーツセンターを改造したもので、A病棟とB病棟があった。

 新型ウイルスによる肺炎の患者らがB病棟を離れると、医療関係者らはくまなく消毒した。B病棟の担当者は全てA病棟に移動し、引き続き治療を行っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News