【3月9日 Xinhua News】中国北京市の新型コロナウイルスによる肺炎予防抑制指導小組(グループ)は6日、春節(旧正月、Lunar New Year)休暇が明けて帰省先から同市に戻って来た82万7000人が現在、14日間の自宅経過観察を受けていることを明らかにした。

 同グループの張彤軍(Zhang Tongjun)副主任は、北京市は内外からの新型肺炎拡大のプレッシャーにさらされており、感染予防・抑制の闘いは重大かつ困難な局面を迎えていると述べた。

 張氏は、草の根レベルでの予防・抑制活動を行うために、16万1000人のスタッフと警備員が24時間態勢で対応にあたっていると説明した。

 北京市は84万2000枚のマスク、2万7000本の体温計、4350着の防護服を配布し、市全域での闘いを支援している。(c)Xinhua News/AFPBB News