【3月9日 Xinhua News】中国北京市政府はこのほど、公共の精神に基づく行動を奨励し、規制によって悪習をやめさせることを目的とした法的な予防・抑制対策を検討していることを明らかにした。

 中国共産党中央精神文明建設指導委員会の騰盛萍(Teng Shengping)主任は、咳(せき)をする際に鼻と口を覆う、インフルエンザや呼吸器疾患にかかった時はマスクを着用するなどの基本的なエチケットに加え、野生生物の消費や取引を禁じる規制を順守することが法律の基準に加えられると指摘した。

 北京市は関連する法律を奨励し、調査と研究を実施する専門チームを設立した。規制の草案は、現在見直しが行われている。

 騰氏は今回の規制が施行されれば、北京市のイメージやモラルが改善され、強力な法的保証がもたらされるだろうと述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News