【3月9日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、第25節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はホームでFCアウクスブルク(FC Augsburg)を2-0で下し、2位との勝ち点差を4のままとした。

 リーグ戦の直近3試合で13ゴールを挙げていたバイエルンは、前半こそ流れるようなプレーを欠いたが、後半にはトーマス・ミュラー(Thomas Muller)とレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)に得点が生まれ、リーグ8連覇にまた一歩近づいた。

 バイエルンは前半終了間際にようやくアウクスブルクのゴールを脅かし始めたが、ミュラーのシュートはクロスバーの上に飛んだ。

 それでも53分、ジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)のロングボールにミュラーがインサイドでうまく合わせてネットを揺らすと、後半アディショナルタイムにはサージ・ナブリー(Serge Gnabry)の華麗なパスから最後はゴレツカが追加点を挙げ、スロースタートだったバイエルンはこれで公式戦15試合無敗となった。

 ドイツのイェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相は同日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国内で1000人以上が集まるすべての集会を中止するよう求めた。

 しかしブンデスリーガはすぐさまこれに反応し、今季の終了をドイツカップ(German Cup 2019-20)決勝の1週間前で、最終節が予定されている5月16日の後にずらすのは「もってのほか」だと主張した。

 ドイツにおけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)患者数は、同日までに850人に届こうとしている。(c)AFP