【3月8日 AFP】女子テニス、世界ランキング4位のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)は7日、連覇が懸かる次週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2020)を左膝のけがを理由に欠場すると発表した。

 アンドレスクは昨シーズン最終戦のWTAファイナルズ(WTA Finals Shenzhen 2019)で負傷し、ここまで今シーズンは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)を含む4大会を欠場するなど出遅れている。

 昨年はBNPパリバ・オープンを制した後、全米オープン(US Open Tennis Championships 2019)で四大大会(グランドスラム)初優勝を果たしてシーズンに花を添えたアンドレスクは「回復へ向けて長い道のりが続いている。コートに戻り、インディアンウェルズ(Indian Wells、BNPパリバ・オープンの開催地)で連覇したいと思っていたが、残念ながらまだ100パーセントではない」と述べた。

 この前日には、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)女王のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と四大大会(グランドスラム)3勝を誇る前回ファイナリストのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)も欠場を発表していた。(c)AFP