【3月8日 Xinhua News】かつて中国最大規模となるニシキヘビの革の密輸事件と呼ばれた裁判の最終審判決がこのほど、海南省(Hainan)で言い渡された。被告の海南東盛弘蟒業科技には罰金5640万元(1元=約15円)、主犯である同社の林明棟(Lin Mingdong)元総経理には懲役13年と罰金200万元が言い渡された。

 同社は2009年4月から2015年4月にかけて、「輸出入許可証明書」を取得することなくベトナムやタイ、マレーシアなどからニシキヘビとニシキヘビ製品、ワニ革などを密輸し、利益を得ていた。累計でニシキヘビ4550匹、希少な動物製品であるニシキヘビの革6万1790枚(5112.05メートル)、ニシキヘビの卵2万9008個、ニシキヘビの肉2万8097キロ、ニシキヘビの油6254キロ、ワニ革152枚、金額は5億5611万元に上る。(c)Xinhua News/AFPBB News