【3月7日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は6日、プレーオフに向けた最後の補強に動き、ベンチメンバーの候補としてフリーエージェント(FA)となっていたディオン・ウェイターズ(Dion Waiters)と契約した。

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 ウエスタンカンファレンス首位に立つレイカーズは、契約の詳細については明らかにしなかったが、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、ウェイターズは今季終了までの最低限の契約でサインしたとみられると伝えている。

 28歳のウェイターズは、2016年から今季開幕までマイアミ・ヒート(Miami Heat)でプレーしていたが、ロサンゼルス遠征の機内で大麻入りのガムを食べ、医師の治療を受けるなどの問題を起こし、10試合の長期間を含む3度の出場停止処分をチームから受けた後、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)にトレードされていた。

 今季は3試合の出場にとどまり、結局グリズリーズを自由契約となっていたウェイターズは、2日にレイカーズの練習に参加し、ロブ・ペリンカ(Rob Pelinka)ゼネラルマネジャー(GM)、カート・ランビス(Kurt Rambis)特別顧問、フランク・ボーゲル(Frank Vogel)ヘッドコーチ(HC)と面談した。

 ロサンゼルス・タイムズは情報筋の話として、ウェイターズが面談で「過去の自分にけじめをつけた」としており、レイカーズも同選手がプロらしい振る舞いをすれば、ベンチから出場してチームに貢献できることに確信を持っていると報じている。(c)AFP