【3月6日 AFP】フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)は5日、同国リーグ1のASモナコ(AS Monaco)に所属するジェルソン・マルティンス(Gelson Martins)に対し、先月のニーム・オリンピック(Nimes Olympique)で審判を2度突きのけたとして6か月の出場停止処分を科した。

 ポルトガル代表歴を持つマルティンスは、2月1日に行われたリーグ戦でチームメートのティエムエ・バカヨコ(Tiemoue Bakayoko)の退場処分に対して怒りの反応を見せたことで、無期限の出場停止を科されていた。

 1-3でニームに敗れたこの一戦の前半にバカヨコが退場処分を受けた際、マルティンスはミカエル・ルサージュ(Mickael Lesage)主審を押しのけた。するとこれに対してのレッドカードが提示されたマルティンスは、再びルサージュ主審を突き飛ばした。

 処分はさかのぼって適用され、2月6日から8月まで同選手は出場停止となる。

 2019年1月にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からローン移籍後、昨年7月にモナコと5年契約を結んだ24歳のマルティンスは、代表でこれまで21試合に出場しているが、最後の出場は2018年9月となっている。(c)AFP