【3月6日 Xinhua News】ドイツ自動車大手のBMWグループは3日、中国市場で2019年に新エネルギー車(NEV)の累計販売台数が5万台の大台に乗ったと発表した。

 BMWによると、昨年、5万台目の新エネルギー車を顧客に納車したという。昨年は前年比34.1%増の成長を記録した。

 さらに「BMWグループは、新エネルギー車分野で先駆的かつ革新的な取り組みを行っており、包括的な電気自動車戦略により、業界の発展をリードしてきた」と説明。中国市場で「顧客中心主義」の実行に注力し、中国戦略を深化させ、電気自動車の開発を続けるとしている。

 同社は、新エネルギー車に対する中国顧客のニーズを深く理解し、それを満たしてきた経験があり、「BMWは既に人気のある高級新エネルギー車ブランドの一つになった」と述べた。

 BMWは3日、電気自動車(EV)グランクーペのコンセプトモデル「コンセプトi4」を公開した。同社によると、i4の量産はミュンヘン(Munich)にある同社の主力工場で2021年から行う予定。(c)Xinhua News/AFPBB News