【3月5日 AFP】人口が密集している香港では、新型コロナウイルスの不安から逃れ、新鮮な空気と運動ができる場所を求めてハイキングに出掛ける人が増えている。

 金融中心地の香港はそびえ立つ超高層ビルやすし詰めの集合住宅で知られているが、険しい山々や遠隔にあるハイキングコースは、新型コロナウイルスの不安から解放される気晴らしの場を提供している。香港では新型ウイルスの影響で公共施設が閉鎖された。

 26歳の女性はAFPの取材に対し、「家に長く居すぎました。みんな同じことを思っていると思うけど、新鮮な空気を吸って、リラックスして、そよ風と景色を楽しむためにハイキングに出掛ける」と話した。

 ここ最近の週末は、獅子山(Lion Rock)や龍脊(Dragon's Back)といった人気のハイキングコースで長蛇の列ができている。

 だが、ハイキング客の急増でマスクやウエットティッシュなどのごみも出ており、環境保護団体のグリーンピース(Greenpeace)は「跡を残さないハイキング」を呼び掛けている。

 香港ではこれまでに、101人前後の感染が確認されており、うち2人が死亡している。

 映像は2月29日、3月1日撮影。(c)AFP