【3月5日 AFP】フランスのテレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)が、イタリアを代表する料理の一つであるピザを「コロナピザ」とやゆする風刺CMを放送したことを受け、フランスのクリスチャン・マセ(Christian Masset)駐イタリア大使は4日、首都ローマにあるレストランを訪れてイタリアのルイジ・ディマイオ(Luigi Di Maio)外相とともにピザを食べた。イタリアでも新型コロナウイルスの流行が問題となっている。

 問題となったのは、せきをする料理人がピザに緑色のたんのようなものを吐くをシーンを含む約10秒のCM。また「コロナピザ」の文字がイタリアの人々の怒りを買い、同テレビ局はイタリアに謝罪している。

 マセ大使は「素晴らしい、おいしい」と話しながらピザを食べ、「友情とイタリアの人々の美食に対する精神に敬意を払うためここに来た。フランス人もナポリピザは大好きだ」と取材陣に語った。(c)AFPBB News