【3月4日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン(Aleksander Ceferin)会長は3日、欧州全体が新型コロナウイルス感染の拡大防止に取り組む中、連盟は今夏に迫った欧州選手権(UEFA Euro 2020)に関するいかなる最悪のシナリオにも対応可能だと確信していると述べた。

 オランダ・アムステルダムでのUEFA総会の後、チェフェリン会長は記者会見で「大きな大会が開催される際は不安が尽きない」「安全や政情不安の面に加え、ウイルスに関する懸念もある。われわれは今それに対処しているところであり、対処できると確信している」と語った。

 欧州選手権の開幕まで100日を迎える4日を前に、チェフェリン会長は主催者に対して「暗いシナリオだけを考えないよう」求め、「それを考えるのはこれからだ」と続けた。

 また、この日はドイツ・ミュンヘン(Munich)で欧州選手権に向けた記者会見とイベントが開催され、公式球「ユニフォリア(Uniforia)」や大会マスコット「スキルジー(Skillzy)」が公開された。(c)AFP