【3月2日 AFP】空前のインフレが起きたアフリカ南部ジンバブエでは、石油燃料、薬剤、水、電気、現金が不足しており、近年ではこれに干ばつが追い打ちをかけている。この干ばつはアフリカ南部の広い地域に影響を及ぼしている。

 同国ブヘラ(Buhera)では昨年、干ばつとサイクロン「アイダイ(Idai)」によって農作物に壊滅的な影響を受けた。そして今年に入ってからは、照り続ける太陽で農作物が全滅する恐れが出ている。国連世界食糧計画(WFP)によると、ジンバブエの国民1500万人のうち60%が食糧不足に陥っているという。

 映像は1月28、29日撮影。(c)AFP