【3月2日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のCJ・マッカラム(C.J. McCollum)が、感染が拡大する新型コロナウイルスを懸念し、ファンのためにサインを書くのを一時的に拒否すると話した。

【特集】写真で振り返るNBA選手のビフォーアフター

 28歳のマッカラムは、先月29日に投稿したツイートで「コロナウイルスがオレゴンに正式に上陸した。当面はサインを書くのを控える」と発表。他にも、こまめな手洗いなどウイルスの拡散防止に関する方法を共有した。

 オレゴン州では、すでにコロナウイルスの感染事例が一つ出ているが、保健当局は感染者の名前など詳細の公表を控えている。

 ワシントン州では2月29日、新型ウイルスに感染した患者から米国内で初の死者が出ており、同日には同州シアトル(Seattle)近くで2人目の死者が確認された。NBA、米大リーグ(MLB)、北米アイスホッケーリーグ(NHL)は、医療関係者と相談しながら状況を注視しているとしている。(c)AFP