【3月4日 People’s Daily】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は中国政府が新型肺炎の防止に大きな努力を払っており、これにより感染は徐々に抑制されるだろうと述べた。中国は新型コロナウイルスの感染が始まってから、責任ある態度で世界保健機関(WHO)や国際社会との意思疎通を強化した。国際組織や多くの国の政府、学者、メディアは公共衛生について科学的、理性的に判断し、協力するよう呼びかけている。

 WHOと米国のテクノロジー系企業は最近、「インターネット上で虚偽情報が拡散するのをどのようにして阻止するか」をめぐり会議を開催した。会議では、米企業が情報について事実かどうかを確認させるようにすることなどで一致した。

 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は「誤った情報は医療スタッフの仕事を一段と難しくする。政策決定者の注意力をそらし、混乱を引き起こす。WHOはいま、ウイルスだけではなく、虚偽情報を流す者とも闘っている」と強調した。

 欧州議会は先日、フランスのストラスブールで会議を開き、新型肺炎について議論した。欧州委員会で平等問題担当のヘレナ・ダッリ委員は欧州連合(EU)が中国の予防・抑制措置を称賛しているとし、次のように述べた。「感染防止は中国だけではなく、全世界が直面する課題だ。EUは中国との協力を強化し、国際的な責任を負うべきだ。中国やアジアの民衆に対する差別はEUの法律に違反する。欧州委員会としてはこれを一切容赦しない」

 会議では多くの議員が、疫病に関してはいかなる国も自国だけのことを考えてはならないと述べた。「EUは加盟国間で、さらには中国との情報共有を強化し、社会にパニックを引き起こす虚偽情報をなくさなければならない」「最近、一部の国に現れた差別行為は非人道的であり、EUの基本的価値観にも反する」といった意見が出た。

 感染の期間中、デマは往々にして、知識の乏しい民衆をあわてさせる。そのため、多くの国のメディアや医学専門家は多様な方法で積極的に知識を広め、デマを否定し、民衆が正しく認識するのを手助けしている。(c)People's Daily/AFPBB News