【3月1日 AFP】約4万4000人の出場が予定されていたパリ・ハーフマラソン(Paris Half Marathon 2020)が29日、新型コロナウイルス感染拡大の恐れを受けて中止となった。

 フランス政府はこの日、「5000人以上が集う」閉鎖された空間や屋外でのいくつかのイベントについて中止するよう通達を出し、これを受けて1日に予定されていた大会がキャンセルされた。

 週末のサッカー、リーグ1については影響はなく、試合は予定通りに行われるとオリビエ・ベラン(Olivier Veran)保健相は語っている。

 ベラン氏によると、フランスでのコロナウイルス感染者は新たに16人増え、1月末からの総人数は73人となった。これまでに60歳の仏人教師と80歳の中国人観光客の2人が亡くなっている。(c)AFP