【2月29日 Xinhua News】中国水泳協会(CSA)は28日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が競泳男子の孫楊(Yang Sun、ソン・ヨウ)に対しドーピング違反で8年間の資格停止処分を科したことを受け、深い遺憾の意を表明した。

 また、同協会は、2018年9月に国際水泳連盟(FINA)が指定したドーピング検体採取機関が孫に対し、競技会外検査を実施した際に、専門的訓練を受けず法的資格を有していない検査員が検体採取を行ったため、検査が違法で無効だったと指摘。同選手が引き続き法的手段を取り、自身の合法的権益を守ることを支持すると表明した。

 孫楊は28日、微博(ウェイボー、Weibo)で、自身が潔白であることを確信しており、資格停止処分に驚きと憤りを覚えるとコメント。代理人に対し、スイスの連邦最高裁判所に提訴するよう依頼したことを明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News