【2月28日 AFP】カナダのビル・ブレアー(Bill Blair)公安相は27日、英国のヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)の警護費用の負担を3月中に停止すると発表した。

 1月に王室離脱を電撃発表したサセックス公爵夫妻(Duke and Duchess of Sussex)は昨年11月以降、カナダ西部ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の海岸沿いの邸宅を生活拠点の一つとしている。

 カナダ騎馬警察(RCMP、連邦警察)は国際条約に基づき夫妻の警護を提供してきたが、「夫妻の地位の変化に伴い、今後数週間以内に」終了すると発表した。

 カナダ国民は夫妻を歓迎しているが、最新の世論調査では、夫妻の警護費用に税金を投入すべきではないと答える人が77%に上っていた。(c)AFP