【2月27日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2020)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は見事なサービスとショットメークでセルビアの新鋭ミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic)を6-2、7-5で下し、自身3度目の大会制覇に前進した。

 ナダルは20本のウイナーを打ち込んで準々決勝進出を決め、世界ランキング1位奪還への希望をつないだ。

 ナダルは「彼(ケツマノビッチ)はかなり危険な選手。若くて、パワーがある。この勝利にとても満足している」「第1セットにかなり良いプレーができたのが自分にとって重要だった。それが自信になった」と振り返った。

 次戦の相手は韓国のクォン・スンウ(Kwon Soonwoo)に決定。クォンは第8シードのドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)から7-6(7-2)、6-0の番狂わせを果たした。

 その他の準々決勝の組み合わせは、第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)対第7シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)、テイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)対カイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)、第5シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)対予選勝者のトミー・ポール(Tommy Paul、米国)となっている。(c)AFP