【2月27日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が順当に準々決勝進出を果たした。

 世界ランキング1位のジョコビッチは、フィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)を6-3、6-1とわずか1時間ほどで退け、今季開幕から続く連勝記録を15に伸ばした。

 5度目の大会制覇を目指すジョコビッチは、36歳のコールシュライバーとの14度目の対戦で12勝目を挙げて8強入りした。

「精神面で始めからとてもシャープだった。やりにくいコンディションに慣れるために最初の数ゲームを要した」「コート上は強風で、風向きは常に変化していた。リズムをつかむのが簡単ではなかった」

 準々決勝でジョコビッチは、予選勝者のデニス・ノバク(Dennis Novak、オーストリア)を6-3、6-4で退けて勝ち進んだ第7シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)と対戦する。

 先週フランス・マルセイユ(Marseille)で行われたオープン13(Open 13 Provence 2020)で優勝したチチパスは、アレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を7-6(7-1)、6-4で下した。

 チチパスは次戦、ニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)に6-1、6-0で勝利したジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と戦う。

 また、第3シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)は6-1、6-2で予選勝者の内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)に勝利した。

 3大会連続の準決勝進出を目指すモンフィスは、フランス勢同士の対戦で第8シードのブノワ・ペール(Benoit Paire)に6-4、6-4で勝利したリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)と次戦で戦う。

 モンペリエ(Montpellier)で開催された南フランス・オープン(Open Sud de France 2020)、オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)で行われたABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2020)で2週連続優勝を飾っているモンフィスは、連勝を自己ベストとなる11に伸ばしている。(c)AFP/Bill SCOTT