【2月27日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)唐家河(Tangjiahe)国家級自然保護区でこのほど、1台のカメラが昨年、保護区の同一地点で貴重な野生のジャイアントパンダを4回にわたり撮影していたことが分かった。野外に設置している赤外線カメラの映像データを整理していた自然保護区職員が発見した。

 自然保護区火地溝エリアの標高2095メートルにある落葉広葉樹林に設置された赤外線カメラが、昨年8月8日にパンダの子どもを捉えていた。同じ位置から3月25日、4月4日、同16日に撮影されて以来のパンダの映像となる。

 唐家河自然保護区は総面積4万ヘクタール。中国で野生のジャイアントパンダの個体群数が最も多い岷山(Minshan)山系に位置している。(c)Xinhua News/AFPBB News