【2月27日 Xinhua News】発熱のため中国浙江省(Zhejiang)紹興市(Shaoxing)中心医院の隔離病棟に入院していた3歳の患者が22日、回復し退院した。病院を離れる時、この小さな患者は看護師の女性に深々とお辞儀をして感謝を伝えた。偶然にもその光景が、20世紀初めに撮られた写真とぴったり一致した。

 かつて旧杭州広済医院(現在の浙江大学医学院付属第二医院)の梅藤根(Mei Tenggen)院長が、回診の際に子どもの患者からお辞儀され、すぐさま丁寧なお辞儀を返した時の様子が、カメラマンによって偶然撮られていたのだ。患者と医者との間に生まれる、尊敬と思いやりの気持ちは時を超えて受け継がれている。(c)Xinhua News/AFPBB News