【2月29日 CNS】中国・湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)の「武漢客庁方艙医院(臨時の医療施設)」で、患者らが「広場ダンス」を踊った。

 音楽が響き始め、一人の看護師が呼び掛けて踊り出すと、同室の他の患者らも体を揺らし始め、一人、また一人と踊る人が増えていった。

 この病院では、一部の患者の症状は軽いが、気持ちが不安定で低調になる人が多い。このため、医療関係者は軽症の患者に対しては、室内で「広場ダンス」を踊るなどしてストレスを発散し、良い精神状態で過ごすよう提唱している。

 この臨時医療施設は、武漢市の東西湖区(Dongxihu)に位置し、武漢大学(Wuhan University)中南医院の管轄だ。計画ベッド数2000床で、第1陣の患者400人は7日夜に入院した。連日、全国各地から来た700人の医療関係者が業務に当たっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News