【2月24日 AFP】19-20フランス・リーグ1は23日、第26節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は4-3でボルドー(FC Girondins de Bordeaux)との打ち合いを制した。

 エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がクラブ通算200ゴールを記録したPSGは、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")が2得点を挙げて逆転勝利を収めたが、終盤にはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が退場処分を受けた。

 18日に行われたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の試合で、1-2の敗戦を喫しているPSGは、この日も守備のもろさを露呈し、ボルドーの韓国代表FW黄義助(Ui-Jo Hwang、ファン・ウィジョ)に先制点を決められた。

 結局チームはカヴァーニの得点とマルキーニョスの2ゴール、さらにはキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の得点で試合をひっくり返したが、自陣ゴール前ではミスからパブロ(Pablo Nascimento Castro)に得点を許し、終盤にもルベン・パルド(Ruben Pardo)にゴールを決められて最後までわからない展開を強いられた。

 試合終了間際には、相手選手に激しいタックルを浴びせたネイマールが2枚目のイエローカードを提示されて退場処分を受け、出場停止となることが決まった。

 2位のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が1-3でナント(FC Nantes)に敗れているため、勝ち点差が13に開いたPSGだが、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督にとっては守備だけでなく、ネイマールの不在も頭の痛い問題になる。

 トゥヘル監督は「彼も人間だし、腹を立てていた。直前にファウルをしてきた選手にはカードも出なかったから、少し変だった」とコメントした。

「リーグ戦ここ2試合で7失点しているのは普通ではない。自信を取り戻すのは難しいが、一番の良薬は勝利だ。勝利こそが土台になる」 (c)AFP/Andy SCOTT