【2月22日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の下部組織に所属する15歳のユスファ・ムココ(Youssoufa Moukoko)が、来月に公式戦を控えるU-19ドイツ代表に選出された。

 ドルトムントのトップチームでは19歳のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が7試合で11得点を挙げているが、ムココは今シーズンの国内ユースリーグで17試合29得点を記録。9-2で勝利した開幕戦で6ゴールを決めると、その他4試合でもハットトリックを達成するなどしている。

 ムココは12歳だった2017年にU-16代表に選出されて4試合で3ゴールを決めていたが、代表招集はそれ以来となった。ドイツサッカー連盟(DFB)とドルトムントは、ムココに成長するための時間を与えるべく、ここ2シーズンは代表に呼ばないという判断を下していた。

 ユース代表のメイケル・ショーンヴェイツ(Meikel Schoenweitz)監督は「代表チームの次のレベルへステップアップするのにふさわしい時期が来たとの結論に至った」「最高の選手にはドイツのためにプレーしてもらい、その才能を伸ばしてもらいたい」とコメントしている。

 U-19のドイツ代表は3月末に、U-19欧州選手権(UEFA Under 19 European Championship)予選のウェールズ戦、オーストリア戦、セルビア戦を控えている。(c)AFP