【2月22日 AFP】南スーダンのサルバ・キール(Salva Kiir)大統領は21日、反政府勢力を率いるリヤク・マシャール(Riek Machar)氏を副大統領に任命した。両者はこの前日、統一政府を発足することで合意し、6年以上続いた内戦の終結に向けてようやく前進したばかり。

 大統領令は、国営南スーダン放送公社(SSBC)で放送された。

 マイケル・マクエイ(Michael Makuei)情報・通信・郵政相はAFPに対し、大統領令には「副大統領の任命と国家・州レベルでのすべての機関の解体」が含まれていると述べ、副大統領らの宣誓式は22日に行われ、その後、閣僚の任命と、10州の知事と3行政区の行政官を任命する手続きが行われる予定だと説明した。

 キール大統領は当初、長年の政敵であるマシャール氏と合意した後、同氏が21日に副大統領に就任すると述べていた。(c)AFP