【2月23日 Xinhua News】中国・湖南省(Hunan)常徳市(Changde)澧県如東鎮永鎮村の医師、凡訓貴さん(62)は、1980年に退役してふるさとに戻って以来、40年近く村民を診察してきた。新型コロナウイルスによる肺炎の発生以降、凡さんは毎日、バイクで数十キロを走り、村民の体温を測って感染対策に関する知識を伝え続けている。

 凡さんが暮らす澧県如東鎮は、感染の中心地である湖北省(Hubei)との境に位置するため、感染対策の重点地域となっている。同鎮の永鎮村では、新型肺炎が発生してから現在まで、感染が確認された人、感染の疑いがある人いずれもゼロの記録を維持している。(c)Xinhua News/AFPBB News