【2月21日 AFP】ラグビー元イングランド代表FLのジェームス・ハスケル(James Haskell)氏が、今年5月に英ロンドンで総合格闘技(MMA)デビューすることが発表された。

 現在34歳のハスケル氏は、現役時代にイングランド・プレミアシップのワスプス(Wasps)やノーサンプトン・セインツ(Northampton Saints)で活躍したほか、フランスや日本、そしてニュージーランドなど世界中でプレーし、昨年5月に競技生活から引退した。

 しかし、約10年前からラグビーのトレーニングの一貫として英国の総合格闘技ジム、ロンドン・シュートファイターズ(London Shootfighters)で体を鍛えていた経験があり、昨年8月には米国を拠点とするプロモーターのベラトール(Bellator MMA)と契約を果たした。

 17年間のラグビー人生においてイングランド代表として合計77キャップを記録したハスケル氏は、ロンドンのウェンブリー・アリーナ(Wembley Arena)で行われる、対戦相手未定の試合に備えている。

 17日付の英紙ガーディアン(Guardian)のインタビュー記事では、「(同じジムに所属する)大勢の選手たちより先に、ベラトールで試合をすることになったという事実に尻込みしたりしない」「自分は懸命に練習に励んでいる。もし、自分を八つ裂きにしたいというやつがいたら受けて立つ。ベラトールとジムを代表するのだから、全力を尽くしてみせる」と語った。(c)AFP