【2月20日 AFP】昨年のラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)で優勝した南アフリカ代表が、2020年に13試合を戦うことが決まった。初戦は7月4日のスコットランド戦で、最終戦は11月28日のウェールズ戦となる。

 ウェールズラグビー協会(Welsh Rugby Union)が19日、スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)が11月に行われる4試合の欧州ツアーをカーディフのプリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)で締めくくることになったと発表し、世界王者の日程が確定した。

 この一戦は、南アフリカがウェールズに19-16で勝利したW杯日本大会準決勝の再戦となる。

 最も注目が集まるとみられるのは、最大のライバルであるニュージーランドとホームとアウェーで2試合戦う9月のカード。オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はW杯日本大会のプールステージで南アフリカから勝利を収めているが、準決勝でイングランドに敗れたため、決勝で再び対戦することはなかった。

 南アフリカ代表のスケジュールは以下の通り(かっこ内は開催地)。

―テストマッチ

7月4日 スコットランド(南アフリカ・ケープタウン)

7月11日 スコットランド(南アフリカ・ダーバン<Durban>)

7月18日 ジョージア(南アフリカ・ポートエリザベス<Port Elizabeth>)

―ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020

8月8日 アルゼンチン(南アフリカ・ヨハネスブルク)

8月15日 アルゼンチン(アルゼンチン・サンフアン<San Juan>)

8月29日 オーストラリア(オーストラリア・パース<Perth>)

9月5日 ニュージーランド(ニュージーランド・オークランド<Auckland>)

9月19日 オーストラリア(南アフリカ・プレトリア)

9月26日 ニュージーランド(南アフリカ・ムボンベラ<Mbombela>)

―テストマッチ

11月7日 イタリア(開催地未定)

11月14日 アイルランド(アイルランド・ダブリン)

11月21日 フランス(フランス・パリ)

11月28日 ウェールズ(英ウェールズ・カーディフ)

(c)AFP