【2月20日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)は19日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、ワイルドカード(主催者推薦)のオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を1-6、6-2、7-6(9-7)で下し、準々決勝に進出した。

 相手のマッチポイントを1本しのぎ、最終的に自身4本のマッチポイントで勝利したハレプは、「どのようにして試合を締めくくることができたのか分からない」「リズムを与えてくれないから、浮き沈みがあった。とても変な試合だったけど、勝ててうれしい」とコメントした。

 ハレプは準々決勝で、ダブルスパートナーのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を6-4、6-3で破った第7シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と対戦する。

 前日に行われた1回戦では、前年女王で第4シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)や第3シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)を制した第5シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)らシード選手がそろって敗れる波乱があった。

 しかしこの日はハレプのほか、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)や第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が順当に勝利を収めた。

 世界ランキング3位のプリスコバは、予選勝者のクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)に6-1、6-2で勝利し、ムグルサも予選から勝ち上がってきたベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova、ロシア)との2時間半近い一戦を7-5、4-6、6-4で制した。(c)AFP/Bill SCOTT